『TESS』に何が・・・


このページは我家のお嬢様犬『TESS』の闘病を綴ったものです。。。



《 その1 》

『TESS』が、こんな病気にぃ〜!!

可愛い我が子『TESS』。 その子がこんな病気になるなんて・・・
勿論、目に入れても痛くない子。 日頃から思いっきり、健康には気を使っていたし、
何でも『TESS』の為と思えば、お金も厭わない。 そう。 我家のお嬢様。 『TESS』。
何か変な兆候が有れば直ぐに解る! と、確信していた。 だから大丈夫!
と・・・ その時までは・・・
そんな子が、ふと・・ 何かおかしい事に気が付いた。。。
結果は、子宮蓄膿症。 しかも、卵巣膿腫に腹膜炎まで、併発していた。
何でこんなコトにぃ〜!!
今、『TESS』は、完全快気しました。 でも、二度とこんな目には遭いたくない!
だから、皆さんの可愛い我が子が、こんなに可愛そうな目に成るべく遭わないようにと思い
闘病記をUPしたいと思います。

また、今回の事件で、皆さんに大変励まされ、支えて頂きました。
この場をお借りして、深くお礼を申し上げさせて頂きたいと思います。
本当に、有難うございました。
そして、お世話になった“千里ニュータウン動物病院”の医院長や先生方。
そして、看護士の皆様の昼夜を問わない、献身的な対応に感謝したいと思います。
本当にお世話になりました。
『TESS』は、お陰様で、思いっきり元気になりましたよぉ〜♪


wrote by papillon-san
◆子宮蓄膿症とは・・・

 【原因】
  通常犬の膣粘膜のバランスが崩れると子宮内への細菌感染が生じ、
  外陰部からの感染により、子宮内で細菌が増殖し、膿汁が貯留することになる。

 【特徴】
  犬は、6歳を過ぎる頃から多発するが、もっと若齢でも見られる。
  犬の場合、発情後に黄体期が約二ヶ月間も続き、この時期に発症し易い。
  また、本症と産暦との関連性が示唆され、すなわち産暦の無い犬には、発生し易く、
  出産を毎年繰り返している犬では、その危険性は少ない。

 【経過と症状】
  T期 : 無症状
  U期 : 外陰部から僅かなおりものが見られる (T・U期は、子宮蓄膿症前状態)
  V期 : 子宮内膜ののう胞性増殖に加え子宮内膜炎が起こる
        この時には、X線や超音波診断により子宮の拡張が認められ
        外陰部から膿状のおりものが排出され、元気が無く食欲不振 (急性期)
  W期 : 慢性の子宮内膜炎が進行し、子宮層の破壊が起こる。
        子宮は著しく拡張し、子宮壁はもろくなる。
        また、卵管から膿汁が腹腔内にもれ出し、致死性腹膜炎を起こす危険性が増す。
        多飲・多尿・嘔吐・脱水などがみられる。
        この症状は、慢性から末期のもので、治療が遅れると臓器不全となり死に至る。

・・・つまり。。。 『TESS』は、W期にまで進行していたのだ。。。